超軟弱地盤や浅水深の軟弱地盤上に専用フロートを浮かべ、直接プラスチックドレーンを施工する工法です。水平排水層として、専用プラスチック材を使用することにより従来のサンドマットが不要となります。

PDF工法による改良
- 水平ドレーンとの組み合わせ

工法の特長
- 工期の短縮が図れます。
埋立直後や埋立途中の超軟弱地盤上から、直接鉛直ドレーンの打設ができるので陸上施工の場合と比べて埋立全体工期の短縮が図れます。
- 従来のサンドマットが不要になります。
サンドマットの代替材として水平ドレーン材を使用できます。
- 湖沼などでの施工が可能です。
施工システムのすべてが陸上運搬可能なので、内陸部の湖沼や周辺を締切られた水域での施工が可能です
- 受け入れ浚渫土量が増大できます。
浚渫土処分場への受け入れ土量を低コストで増大でき延命化に役立ちます。
- 信頼性の高い工法です。
プラスチックボードドレーン工法は、幅広く適用されている信頼性の高い工法で、その改良効果は高く評価されています。
- GPSを採用しています。
GPS(Global Positioning System)の採用により、正確かつスピーディーな位置決めが行なえます。
- 無振動・低騒音の工法です。
振動機を用いない無振動・低騒音の工法で、周辺への影響はほとんどありません。
- 環境に配慮しています。
資源(自然砂など)の枯渇化など環境に配慮した工法です。