トリナー工法 (三層構造遮水壁工法)

周辺土壌・地下水への汚染物質の溶出を防止する鉛直遮水壁技術

トリナー工法は、汚染土壌を遮断工または遮水工内部に封じ込めることにより、周辺土壌・地下水への汚染物質の溶出を防止する鉛直遮水壁技術です。

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トリナー工法は、従来よく使われてきた地中連続壁遮水工法(ソイルセメント壁)とシート式遮水工法(遮水板)の2つを組み合わせることによりそれぞれの特長を併せ持つより高い信頼性を有する遮水壁工法です。

施工方法

施工手順

  1. チェーンソー型のカッターを難透水層まで掘り下げる。
  2. 横移動させながらセメントスラリーを注入して原位置土と撹拌混合して連続壁を造成する。
  3. 壁の造成と並行して、壁が硬化する前にガイドフレームによりシートを挿入する。
  4. シートを残してガイドフレームを引抜く。