保有作業船

400t吊浚渫兼起重機船(押航式)
FT400

特長

  • 押航式では日本初となるDPS(Dynamic Positioning System)を搭載
  • 蓄電システムを導入し、発電機の少量化およびCO2発生量を削減
  • AI航行支援システムにより海上衝突防止および監視業務の低減を図り、安全性の向上と省人化を可能
  • 魅力的な労働環境として女性専用室とサウナ室を整備
  • 船倉の一部を災害時の避難場所に即時変更可能

主要諸元

船体部

船体寸法
全長:68.5m 
幅:25m 
深さ:4.5m
最大吊能力
400t
最大積載荷重
4,011t
喫水
軽荷喫水 1.314m 
満載喫水 3.747m
総トン数
2,033t
DPS
電動スラスター4基 
推力約2TON DPS-CLASS1
蓄電システム
蓄電容量 450KWh
スパッド装置
角1,300×28.5m 2本

19G/T押船兼作業船

船体寸法
全長:14.25m 
幅:6m 
深さ:2.07m
喫水
1.30m
原動機
ヤンマーパワーテクノロジー(株)
6EY17W
連続定格出力:837kw
機関乾燥質量:3,880kg
1,138PS×2基

搭載機能・設備

AI航行支援システム

マップ上のアイコンをクリックすると、速度や針路など各種データの閲覧ができます。

DPS

  • 潮流、風、波などの外力に対して、推進装置をコンピュータ制御し、アンカーレスで船舶を洋上の定点に自動的に位置保持するための装置およびシステムです。

    ※日本海事協会(ClassNK)にてDPS-Class1鑑定済み(概要図)
  • 補助推進器となる4台の電動式ポンプジェットは船底に取り付けられています。(取付箇所イメージ)

  • ユニット中央吸い込み口から水を吸い上げ、3箇所の吐出ノズルから斜め下方向に勢いよく吐出することで推進力を発生させます。(電動式ポンプジェット外観)

蓄電システム

  • 電動式ポンプジェット稼働時における高負荷時の電力を補助する仕組みのシステムです。昼間に発生する余剰電力を蓄電し、夜間停泊時の必要電力を補助します。(蓄電池設備)

  • システムの運転状態は、発電量・放電量・充電量など管理画面にてリアルタイムで確認可能です。(システム管理画面)

避難場所

災害時は船倉の一部を避難場所へと即時変更できます。簡易ベッドを最大24床設置可能です。通常時はトレーニングルームとして利用します。

女性専用室

お風呂・トイレ・洗濯機完備のプライベートルーム

サウナ室

1人用のプライベートサウナ

関連リンク

技術&ソリューション

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施工実績

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