ご挨拶
当社は、地盤改良技術を中核として総合土木事業を展開する不動建設株式会社と、消波ブロックを中核として海洋土木事業を展開する株式会社テトラが2006年に合併して誕生しました。土木事業、地盤事業、ブロック環境事業の3つの事業が協調しながら、(Mission)豊かで安全・安心な国土づくりに貢献し、(Value)あらゆる変化を進化に換えて、(Vision)世代を超えて生き続ける独自の技術を提供する、を経営理念に掲げて、事業に取り組んでおります。
昨年までの前中期経営計画(2021~2023年度)期間においては、国土強靭化に向けた復興防災工事への貢献のほか、ICT技術の本格運用の開始、地盤事業における機械センターのリニューアルと子会社の機械部門の当社への統合による設備投資の意思決定の迅速化、営農型太陽光発電の運用開始など、事業領域の拡大、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいりました。
2024年度からは新しい「中期経営計画(2024~2026年度)」がスタートします。本中計は、2018年に掲げた長期目標「10年後の2027年度に収益力を維持したまま、売上高800億円以上、営業利益率5%以上を目指す」への最終段階にあたる「収穫・実現」のフェーズとなります。引き続き、成長投資と株主還元を両立させ、人的資本経営を推進し、魅力ある企業集団の実現と更なる企業価値の向上を目指してまいります。
また、気候変動に伴うカーボンニュートラルの推進、災害の激甚化・エネルギー転換に寄与する技術開発、人口動態の変化に対応したDXの推進、多様性を包摂する企業文化の醸成など、近年多様化する社会要請に真摯に向き合い、「サステナブル」で「レジリエンス」な企業を目指してまいります。
皆さまには、引き続き当社グループへのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長