徳山下松港(新南陽地区)土砂処分場地盤改良工事

2018年 / 山口県 / 地盤

徳山下松港は、石油コンビナートをはじめとする臨海工業地帯を支える重要な工業港として、国際拠点港の指定を受け、平成23年には宇部港とともに「国際バルク戦略港湾(石炭)」に選定されました。本港では、国土交通省中国地方整備局により、船舶の大型化に対応した国際物流ターミナル整備事業の一環として航路・泊地の整備が進められており、その浚渫土砂の処分先として新南陽地区に土砂処分場を確保しています。中国地方整備局では、今後の整備で発生する浚渫土砂の処分先を確保するため、処分場の減容化によって容量を拡大することとし、PDF工法(フロート式プラスチックボードドレーン工法)による圧密促進工を実施しました。施工は、3隻の連結フロート式PDF船を使用し、鉛直ドレーンを約6万2000本、総ドレーン長約130万mを打設しました。

発注者

国土交通省 中国地方整備局 宇部港湾・空港整備事務所→五洋建設株式会社、東洋建設株式会社、りんかい日産建設株式会社、五洋-みらいJV、東洋-あおみJV

竣工年

2018年

施工場所

山口県

工事概要

工法:PDF工法
改良目的:土砂処分場の減容化
仕様:フロート式PDF船
数量:5工区延、PDF工 約130万m

事業区分

地盤事業

適用技術&ソリューション