海浜に透水層を埋設することで、地下水位の上昇と水流を低減し、海岸浸食を防止する工法です。当工法は関東地方整備局横浜港湾空港技術調査事務所、独立行政法人港湾空港技術研究所（現、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所）、日鐵建材工業㈱（現、日鉄建材㈱）との共同開発です。
透水層による海浜安定化工法イメージ図
透水層による海浜安定化工法概念図
特長
- 透水層は地盤内に埋設し、人目に触れないため、自然に近い状態で海岸浸食を防止します。
- 透水層にドレーンユニットメタルタイプを用いることで、地下水位の高い汀線際での施工が可能です。
- 透水性の良い材料を用いており、また砂による目詰まりを生じにくいため集水・排水機能に優れています。
透水層設置状況（メタルタイプの例）
集中排水管水中埋設システム
