信濃川下流やすらぎ堤工事

継続中 / 新潟県 / 地盤

新潟市街は海抜ゼロメートル地帯も散在する低地であり、1964年の新潟地震では広範囲に浸水被害が及びました。市街中心を流れる信濃川本川下流部は、都市の中の貴重な水辺空間として親しまれて来ましたが、地震時の液状化に伴う堤防崩壊や津波による浸水被害を防止するため、SAVEコンポーザー、SAVE-SP、CI-CMC、FTJ工法による堤防の液状化対策が行われました。やすらぎ堤の液状化対策区間は左右岸合わせて7kmに及び、都市の防災機能を果たしています。やすらぎ堤はきれいに整備され市民の憩いの場となっています。

発注者

国土交通省 北陸地方整備局 信濃川下流河川事務所→福田組、小野組、小柳建設、加賀田組、田中組、西松建設、廣瀬、帆苅組、水倉組

竣工年

2012年~継続中

施工場所

新潟県

工事概要

工法:SAVEコンポーザー工法、CI-CMC工法、FTJ-SA工法、FTJ-NA工法、SAVE-SP工法、河川堤防の耐震化
改良目的:液状化対策
仕様:SAVE:φ700 L=16.0m、CI-CMC:φ1600、φ1300 L=16.5m、FTJ-SA:φ2300 L=16.5m、FTJ-NA:φ3000 L=10.1m、SAVE-SP:φ500
数量:SAVE:ΣL=125,700m、CI-CMC:ΣV=39,000m3、FTJ-SA:ΣV=3,300m3、FTJ-NA:ΣV=5,100m3、SAVE-SP:ΣL=1,700m

事業区分

地盤事業

適用技術&ソリューション