海外港湾・漁港

ラックフェン港コンテナターミナル (Package6)

2014年 / 海外 / 地盤

ベトナム北部ラックフェン国際港建設事業は、ベトナム最大港湾のハイフォン港沖にコンテナターミナルを新設するプロジェクト。日本ODAにて開発され、岸壁水深-14mの背後のすべり安定対策の目的で海上CDMがSTEP(本邦技術活用)の1技術として設計採用されました。
日本からの海上輸送コスト削減のため、日本から輸送必要な部材以外は、平台船等はチャーター、または現地製作可能な部材を事前調査してCDM作業船を製作。日本のCDM専用船でも無い仕様である、φ1300×2軸×2連装のCDM船を3隻製作し施工を行いました。河川の潮流が早く、かつ浅海での条件で過酷でしたが、2交代施工にて契約工期を順守できました。施工中は島であったラックフェンの港には現在3kmの橋梁を含む16kmのアクセス道路も施工され、陸つなぎの施設になっています。当社の現地艤装技術は、香港空港拡張工事、インドネシアパティンバン新港の受注でも顧客に高い評価を得ています。

発注者

ベトナム運輸省海運総局→五洋建設・東亜建設工業JV

竣工年

2014年

施工場所

ベトナム

工事概要

工法:海上深層混合処理工法
仕様:CDM(現地艤装方式) φ1300*2軸*2連装×3隻
数量:ΣV=501,305m3

事業区分

地盤事業

適用技術&ソリューション