東京機械センター「第1工場」完成のお知らせ
東京機械センター「第1工場」完成のお知らせ― 地盤改良用施工機械の整備体制の強化 ―
株式会社不動テトラ(本社:東京都中央区、代表取締役:奥田眞也、以下 当社)は、茨城県古河市にある子会社工場(株式会社ソイルテクニカ 東京機械センター、以下 東京機械センター)の敷地内に建設を進めてきた「第1工場」がこの度完成しましたのでお知らせいたします。
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1.目的
東京機械センターは、地盤改良用施工機械の整備・保管を行う、当社の地盤改良事業に不可欠な機能を有する工場です。この敷地内にある旧第1工場の老朽化に伴い、また、今般、昨今の激甚化・頻発化する自然災害に備えるための耐震化・水害対策等の実施と生産性向上を目的として、作業効率や職場環境の改善を含め設計を行い、第1工場の建て替え新築工事を行いました。
また、東京機械センターの第2工場、第3工場、事務所につきましても、併せて耐震補強等の改修工事を行いました。
当社は、東京機械センターの設備・体制の整備、強化を通じて地盤改良事業の競争力をより一層強化し、中期経営計画の目標達成に向けて邁進してまいります。
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2.新「第1工場」の狙い
新たな第1工場は、工事現場から返却されてきた小型施工機においては解体することなく整備することが可能となるように工場高さを確保するとともに、雨天などの場合にも作業できるように工場に庇をつけ、庇部にも大型クレーンを設置するなど、従来よりも作業エリア・規模を拡大し、整備・作業工程の効率化を図ることができる構造・配置といたしました。また、同時に複数の施工機械を整備できるように、工場内クレーンも増設・更新しました。さらに、職場環境の改善として工場内照度・通気性の向上を図ることはもちろんのこと、環境配慮やBCP対策としての太陽光発電の導入や、休憩室・シャワールームの充実など、働く人がより一層誇りと満足感を持てる工場を目指しました。
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(1)耐震化実施による社員の安全確保、巨大地震発生時の事業継続性の確保
新耐震基準に基づき震度6強~7程度の大規模地震にも耐えうる構造・設備、非常用電源(太陽光発電)の確保など
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(2)水害対策実施による社員の安全確保、水害発生時の事業継続性の確保
電源設備の高所設置及び非常用給電設備の設置、水害発生時の高所バックアップルームの設置、太陽光発電の設置など
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(3)作業効率改善
小型施工機組立のまま整備可能な工場高さを確保、雨天時作業のための庇の設置、大型・小型の各種クレーン更新など
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(4)職場環境改善(省力化・省エネ化を含む)
工場内照度、換気・通気性の確保、作業効率を考慮した動線の確保、太陽光発電の設置、休憩室・シャワールームの充実など
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3.第1工場概要
場所 茨城県古河市北利根8番地6 工期 2021年5月着工 2022年5月竣工 投資額 約11億円 稼動予定 2022年7月 構造 鉄骨造、2階建 延床面積 1,941.24㎡ 主要設備 (工場内)20t/10tダブルレール天井クレーン1台
10t/5tダブルレール天井クレーン1台
2.8tダブルレール天井クレーン2台
2t手動旋回式ウォールジブクレーン4台
(庇 部)10t/5tダブルレール片脚クレーン1台