当社の環境修復技術「除染土壌Cに対して20µmを分級点とする分級と脱水システム」が、環境省「除去土壌等の減容等技術実証事業」の実証テーマに選定
当社の環境修復技術「除染土壌Cに対して20µmを分級点とする分級と脱水システム」が、環境省「除去土壌等の減容等技術実証事業」の実証テーマに選定されました。
福島県の中間貯蔵施設で一定期間保管された除去土壌等は、貯蔵開始後30年以内に福島県外で最終処分を行うこととされています。本事業は、これを見据えて最初の10年で除去土壌等の減容・再生利用等に活用し得る技術を広く公募して開発するものです。これらで開発された技術を用いて残りの20年間で県外への最終処分を行います。
本事業の公募は、委託先の中間貯蔵・環境安全事業(株)(JESCO)を通じて行われました。応募のあった13件の実証テーマの中から有識者により構成される委員会の審査を経て、8件が選定されています。
当社の「除染土壌Cに対して20µmを分級点とする分級と脱水システム」は、令和3年度に引き続いて「令和4年度除去土壌等の減容等技術実証事業(その6)」として採択されました。今年度は、昨年度の実績をもとに課題点の改善やさらに技術のブラシュアップを図ります。
今後の予定
7月21日に委託契約を締結し、すでに実験の準備に入っています。8月から9月にかけて、非放射性土壌を用いた減容化技術の実証試験を弊社の総合技術研究所第3実験棟で実施します。
次に10月から12月初旬に、研究所の実験で得られた成果を用いて、福島県内において低濃度放射性セシウム含有土壌を用いた減容化技術の現地実証試験を実施する予定です。
不動テトラは、今後も福島の再生復興に貢献できる研究・技術開発を進めてまいります。
【参考】選定結果
JESCOホームページ
https://www.jesconet.co.jp/interim/information/josenjissho.html
本件問い合わせ先 → 株式会社不動テトラ 土木事業本部技術部環境ソリューション室