2023.03.08
お知らせ

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の運転を開始

不動テトラ(社長 奥田眞也(おくだしんや))は、脱炭素社会の実現に向けた新たな取り組みとして、福島県内に3カ所の営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)施設を計画し、2023年3月8日からその内2カ所の稼働を開始しました。
これは同地域における休耕地の活用により、再生可能エネルギーの普及、農業と発電の両立による地域社会における持続的事業とエネルギーの創出、地域活性化への貢献を目的としております。
今回の3カ所の施設による発電量はおよそ300,000kwh/年で、農業支援と共に一部の電力を自社施設である総合技術研究所に供給することで、電力の自給自足を目指します。

■営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)とは
農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電施設を設置し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取り組みです。営農を継続しながら、農地の上部空間を有効活用することにより電気を得ることができるため、農業経営をサポートするというメリットがあります。
さらに、増加する荒廃農地の再生利用という観点でも、期待されています。


■ 今後の展望
不動テトラは、気候変動の緩和に寄与する環境配慮型技術・工法の開発を進めております。持続可能な社会の実現に向けた環境リスクへの対応等の観点から、総合技術研究所に太陽光発電設備を設置するなど、環境負荷低減にも取り組んでいます。また、当社の環境修復技術が環境省「除去土壌等の減容等技術実証事業」として採択され、福島県内において同事業が実施されるなど、福島の再生復興に貢献できる研究・技術開発も推進しております。今回の営農型太陽光発電施設につきましても、そのような思いのもと同地域にて展開を開始し、更に2023年度内に、残りの1施設も稼働する予定です。

お問い合わせ:経営企画部 TEL03-5644-8579