不動テトラ、「ブルーエコノミー」領域における新たな事業の可能性を探索 その一環としてYellow Duck社と浮体式波力発電システムの実証実験を実施
~ 平面水槽を活用し、クリーンエネルギーの実用化へ ~
この度、株式会社不動テトラ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:奥田 眞也)と、波力発電装置の開発を手がけるYellow Duck株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表CEO:中山 繁生)は、不動テトラの総合技術研究所(茨城県土浦市)において、2026年4月23日より28日にかけて、浮体式波力発電システムの実証実験を実施いたしました。
背景と目的
当社は、海洋土木や消波根固めブロック関連事業を通じて長年培ってきた技術や水理実験施設等のリソースを活かし、海洋環境の保全と経済活動を両立させる「ブルーエコノミー」領域における新たな事業の可能性を模索しております。四方を海に囲まれたわが国において、この領域は非常に大きなポテンシャルと市場の成長性を秘めているものと考えています。
本領域の探索における具体的な第一歩として、カーボンニュートラル社会への貢献が期待される海洋再生可能エネルギー(波力発電)に着目いたしました。
本実験は、Yellow Duck社が開発を進める新しい浮体式波力発電システムの実用化に向け、当社がその開発支援を行うものです。当社の有する高度な水理関連技術と充実した検証環境を活用することで、実海域での適用に向けた技術的課題を検証・解決することを目的としています。
ブルーエコノミー領域概念図

実証実験の詳細
本実験は、不動テトラの総合技術研究所内にある「平面水槽(長さ25m、幅10m、高さ1m)」にて実施しました。この水槽では、波の高さや周期を人工的に制御して発生させることが可能で、主に以下の項目を評価することで同システムの実用化に向けた検証を行いました。
・効果的な波浪諸元の調査:最も発電効率が高いと考えられる波の周期などに関する調査
・浮体式波力発電システムの挙動確認:様々な波浪条件における浮体の動揺や係留系の挙動の確認
左:浮体式波力発電システム(イメージ図) 不動テトラの平面水槽
今後の展望
両社は、今回の実証実験を通じて得られたデータや知見をもとに、実海域での運用を見据えた装置の改良・開発を進めてまいります。
さらに当社は、今回のスタートアップ企業との共創・開発支援を皮切りに、「ブルーエコノミー」領域における、さまざまなテーマへの知見を深め、中長期的な視点で持続可能な社会の実現に貢献する事業の種を育成してまいります。
会社概要
株式会社不動テトラ
代表者 :代表取締役社長 奥田 眞也
所在地 :東京都中央区日本橋小網町7-2
創業 :1947年1月28日
事業内容:主として土木事業、地盤事業、ブロック環境事業
URL :https://www.fudotetra.co.jp/
Yellow Duck株式会社
代表者 :代表CEO 中山 繁生
所在地 :兵庫県神戸市北区上津台6-3-28
創業 :2023年8月4日
事業内容:海洋再生可能エネルギーを用いた波力発電設備の開発など
URL :https://yellow-duck.jp/
お問い合わせ先
本リリースについてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社不動テトラ
経営企画部 新規事業推進室 :TEL 03-6844-0018
