土木事業

施工技術のプロフェッショナルとして後世に残る大規模な仕事を!

M.Y
東京本店土木工事部工事課(東京)
2006年入社 工学部建設学科卒

現場スタッフの”士気”を高め、
チームをまとめる

現在、新東名高速道路の高架橋建設のための下部工事を行っています。私の役割は、所長に次ぐ技術管理責任者として、施工計画書の作成から、地元説明会の開催、発注者との協議、近隣工事との調整、工事工程表の作成、現場での品質管理や安全管理など、多岐にわたっています。部下である施工管理担当者の進捗管理なども含め、現場全体を統括していくのが、私の業務内容です。
入社5、6年目までの頃は、現場での施工管理が主な業務で、担当工事、担当エリアの管理・運営を行えば良かったのに対し、現在は現場全体の運営に気をつけなければならない立場になっています。工事の規模が大きくなればなるほど、一人でできることは限られてきますので、チームワークが重要な課題となります。現場スタッフ全員の”士気”をいかに維持し、高めていくか。チーム内での普段のコミュニケーションはもちろんのこと、各個人がそれぞれの能力を最大限に発揮できる環境づくりを心がけています。

いかに、どうやって作るかが仕事の醍醐味

私たちの仕事は図面や仕様書(設計図書)に書かれたものを作ることですが、いかに、どうやって作るかは図面や仕様書には書かれていません。完成されたものは同じでも、そのプロセスは各人各様です。安全、品質、工期、コスト等を維持しながら、この”いかに、どうやって”を考え、具体化していくか。非常に裁量権の幅が広い仕事でもあり、私たちの力の発揮しどころです。今年は、当社で毎年開催されている「技術発表会」で、この、いかに、どうやっての工夫である「工期を短縮する工夫について」を発表し、賞をいただくことができました。
現在の現場を担当し、3年半余りになりますが、今、完成間近にきています。何事もなく無事に仲間と一緒に完成させたという達成感も、この仕事の何事にも代えがたい喜びです。次の現場もまた、新東名高速道路の別な区間になります。当社は道路やトンネル、鉄道などから、港湾、空港、エネルギー施設まで、幅広いフィールドで社会インフラづくりを行っている会社です。後世まで残る大規模な土木工事に関われることも、この仕事の大きなやりがいです。自分の子供が大きくなった時、「ここはお父さんが作ったんだぞ」と自慢したいですね。「スゲー!」と言われれば、仕事冥利に尽きます。

キャリアステップ

2006年〜
  • 北関東自動車道藪塚中工事を始め、高速道路の工区排水施設工事、万代排水区局所貯留排水施設設置工事など、三つの現場の施工管理を経験し、施工管理の基礎を学ぶ。
2007年〜
  • さがみ縦貫門沢橋高架橋下部工事、四ツ木橋橋脚補強工事、北海道横断自動車道広内工事、四ツ木橋橋脚補強工事などの施工管理を担当し、経験を積み上げていく。
2008年〜
  • 第二東名高速道路高森第一高架橋下部工事の施工管理を担当。
2011年〜
  • 品川内貿ふ頭岸壁(-8.5m)改良整備工事の施工管理を担当。
2012年〜
  • 小名浜港西防波堤地区西防波堤(災害復旧)上部工事、名古屋市道徳橋補強工事を担当。初めて現場代理人や技術管理責任者を務めるとともに、チームをまとめる難しさを知る。
2014年〜
  • 新東名高速道路下糟屋第一高架橋他2橋(下部工)工事、新東名高速道路伊勢原高架橋他2橋(下部工)工事の技術管理責任者を務める。
2016年〜
  • 新東名高速道路滝沢橋川他1橋(下部工)工事の現場所長を務める。

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